根本改善への豆知識5月号
―――春頃より気を付けたい「光線過敏症」―――
5月からの肌ケア
この時期(5月~から)は肌荒れが増えてくる時期でもあります。
冬の間は日差しが弱いので肌はメラニン色素が減って弱くなり紫外線の防御機能が弱まります。そのため、早い人では春ごろより肌の抵抗力が弱まった人が一部紫外線の影響で肌が荒れる「光線過敏症」の症状が見られるようになります。
ほとんどの人は1週間もたたずに症状は治まりますが注意してほしいのは血圧を下げる薬を飲んでいる人です。特に、降圧剤のうちでも利尿剤ヒドロクロロチアジドが配合されたものは体に日光が当たると強い日焼け症状を起こしやすいとされています。
また、湿布薬の中にもはがした後に日光に当たると皮膚炎をおこすものがあります。解熱鎮痛作用のあるケトプロフェンと言う成分を含む湿布薬は成分が1か月程度肌に留まっているので、シップをはがした後からでもその部位が長く日光に当たっていれば化学反応を起こして皮膚炎を起こすケースがあります。
接骨院では体に優しいお薬を使用していますが、これからの季節、特にお医者さんや薬局で強めの湿布薬を使用している人は湿布をはがした部位に長く日光に当てないよう気をつけましょう。